ウィルス除去実証データー
ベトナム国立衛生疫学研究所が実証!『新型インフルエンザウイルス』を「ストリーマ技術」が 100%分解・除去することを実証しました。
ベトナム国立衛生疫学研究所は、「ストリーマ技術」が、『新型インフルエンザウイルス(A型H1N1)』を4時間で100%分解・除去することを実証しました。本研究は、国際的なウイルス研究機関の一つであり、 WHOがウイルスの研究機関として指定した、ベトナム国立衛生疫学研究所のマイ博士の研究です。『鳥インフルエンザウイルス (A型H5N1)』の100%分解・除去 (3時間)に続き、「ストリーマ技術」の除菌力の高さが証明されました。
■ベトナム国立衛生疫学研究所(NIHE:National Institute of Hygiene and Epidemiology)
新型インフルエンザウイルスの評価が可能な、WHOから指定された世界中でも限られた研究機関です。新型インフルエンザ、鳥インフルエンザの領域において、世界的にトップクラスです。日本政府は、ベトナムに対し、「国立衛生疫学研究所高度安全性実験室整備計画」のもと、JICAを通じて技術協力を行っています。
■レ・ティ・クイン・マイ博士(Le Thi Quynh Mai)のプロフィール
マイ博士は、世界で最も権威のある科学技術雑誌「Nature」他に、多数の論文が掲載されており、インフルエンザの研究では世界を代表する研究者の一人です。
※2009年9月15日時点において。
新型インフルエンザウイルスの 「ストリーマ」照射による分解
CPE試験*で、新型インフルエンザウイルスの分解を測定した結果、「ストリーマ」4時間照射により、100%分解されたことが確認されました。
●試験機関:ベトナム国立衛生疫学研究所(NIHE)
●試験期間:2009年9月6日~9月14日
●試験対象:ベトナム・ハノイにおいて入手された新型インフルエンザウイルス(HN31868)・ストリーマ放電ユニットを組み込んだ空気清浄装置内にシャーレを設置し評価
●試験方法 ※CPE(Cytopathic effect): 細胞変性効果
インフルエンザウイルス溶液をペトリ皿に入れ、ストリーマを1~4時間照射する。照射インフルエンザウイルスと未照射インフルエンザウイルスを希釈し、MDCK細胞と混合し感染させる。インフルエンザ感染MDCK細胞を1.5×10の5乗に調整し、インキュベーターで培養する。24時間~7日間培養後 の細胞変性を顕微鏡観察で判定する。
ストリーマ技術は、菌・ウイルスや花粉、アレル物質などの 分解・除去に優れた効果を発揮。
試験方法:マイクロウエルにノロウイルス抗原溶液を10マイクロリットル(以下:)入れ、室温で 乾燥させた。マイクロウエル上の乾燥ノロウイルス抗原にストリーマ放電を24時間照射した。この時、ストリーマ放電の照射は、小型試験装置内で行った。照射後のノロウイルス抗原を100u1の希釈液で洗い出し、ノロウイルス抗原濃度を検査キットのELISA(エライザ)プロトコルに従って測定。
ストリーマ放電ユニットの電極上に「花粉」を設置し、ストリーマ放電を15分照射後、電子顕微鏡で撮影。
ダニ・カビなどのアレル物質や ホルムアルデヒドなどの アジュバント (有害化学物質) も分解・除去!
ストリーマ技術による過去実証済み試験項目
ウイルス
試験対象 | 時間と結果 | 試験機関 | 出所 | 報告年月日 |
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新型インフルエンザ ウイルス(A型H1N1) | 4時間で100%分解・除去(※1) | ベトナム国立 衛生疫学研究所 | 報告書 | H21年 9月14日 |
強毒性 鳥インフルエンザ ウイルス(A型H5N1) | 3時間で100%分解・除去(※1) | ベトナム国立 衛生疫学研究所 | 報告書 | H21年4月16日 |
インフルエンザウイルス (A/H1N1) | 1時間で99.9%分解・除去(※1) | (財)北里環境科学センター | 北環発21_0026号 | H21年7月31日 |
ノロウイルス | 24時間で96%以上分解・除去(※1) | 神戸大学大学院 | 報告書 | H19年1月 |
細菌
試験対象 | 時間と結果 | 試験機関 | 出所 | 報告年月日 |
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細菌(大腸菌・O-157) | 24時間で99.99%以上分解・除去(※1) | (財)日本食品分析センター | 第203120769-001号 | H16年 4月 8日 |
細菌(黄色ブドウ球菌) | 24時間で99.99%以上分解・除去(※1) | (財)日本食品分析センター | 第203120769-001号 | H16年 4月8日 |
毒素(エンテロトキシン) | 24時間で99.9%以上分解・除去(※1) | (財)日本食品分析センター | 第304070641-001号 | H16年 8月25日 |
カビ
試験対象 | 時間と結果 | 試験機関 | 出所 | 報告年月日 |
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カビ(クロカワカビ) | 24時間で99.9%以上分解・除去(※1) | (財)日本食品分析センター | 第204041635-001号 | H16年9月28日 |
アレル物質
試験対象 | 時間と結果 | 試験機関 | 出所 | 報告年月日 |
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アレル物質 (スギ花粉 Cryj-1) | 2時間で99.6%以上分解・除去(※1) | 和歌山県立医科大学 | 報告書 | H16年 9月14日 |
アレル物質 (コナヒョウヒダニ rDert Ⅱ) | 2時間で99.6%以上分解・除去(※1) | 和歌山県立医科大学 | 報告書 | H16年 9月14日 |
アレル物質 (30種類) | 30種類のアレル物質の分解を確認(※1) | 和歌山県立医科大学 | 報告書 | H16年9月14日 H16年12月17日 H17年7月7日 |
アレル物質 (花粉・カビ・ダニ) | 電極上の「花粉」「カビ」「ダニ」を分解・除去 | 和歌山県立医科大学 | 顕微鏡写真評価 | H17年7月7日 |
有害化学物質
試験対象 | 時間と結果 | 試験機関 | 出所 | 報告年月日 |
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アジュバント(DEP) | 捕獲したDEPをストリーマ照射によりナノ構造が消滅(変性) | 山形大学 | アレルギー学会 発表資料 | H17年11月 |
アジュバント(VOC) | 15種類のガスを分解 | 東北文化学園大学 | 報告書 | H18年12月8日 |
アジュバント抑制効果 | ストリーマを照射した花粉ではマウスのアジュバント効果が減少 | 和歌山県立医科大学 国立環境研究所 | アレルギー学会 発表資料 | H17年11月 |
ホルムアルデヒド | 濃度0.2ppmを常時発生した場合、厚生労働省ガイドライン0.08ppmを維持 =336m3/hの除去能力(換気性能18畳相当) | 東北文化学園大学 | 報告書 | H19年7月 |
※1:捕獲したものに対して効果を発揮